お客様各位

営業再開のご報告

　この度は弊社商品「赤福餅」につきまして、お客様をはじめ、多くの関係者の皆様に、多大なご迷惑とご心配をおかけいたしましたことを、心より深くお詫び申し上げます。弊社は今回の一連の不祥事を厳粛に受け止め、工場施設から組織体制まで、徹底的に総点検等を実施いたしました。その上で、外部の有識者の方々で構成されたコンプライアンス諮問委員会のご指導・ご協力のもと、再発防止策、並びに改善策の構築に努めてまいりました。
　営業再開にあたり、皆様に各種改善点を、下記の通りご報告申し上げます。

株式会社赤福の改善点
1. 弊社の販売方針といたしまして、商品供給能力の限界を超える営業活動、受注を行わないことを、明確にいたしました。
2. 商品の再包装や再出荷の不正行為を防止するために、印字機を導入し、折箱の側面にも製造年月日を印字いたします。これにより、折箱にて販売している「赤福餅」については、包装紙と折箱の両方に製造年月日(共に「謹製」と表示)が明記されます。
3. 冷解凍工程を物理的に不可能にするため「赤福餅」に関する冷解凍設備は、全て廃棄いたしました。今後は、冷解凍工程を経た「赤福餅」の製造・販売は一切行いません。
4. 廃棄品保管室を新設いたしました。売れ残り品は当該施設に一時保管した後、一括して外部委託先により、全て廃棄いたします。
5. 法令を遵守し、商品の製造管理や品質管理を徹底すべく、組織体制の整備を行いました。新たにコンプライアンス室や品質保証部、お客様相談室等を設置いたしました。さらに人材面での刷新も図りました。
6. 外部専門機関のご指導のもと作成した、コンプライアンス・マニュアル、生産系マニュアル、廃棄品管理マニュアル等の各種マニュアルに従い、法令を遵守し、厳正に業務に取り組んでまいります。
7. JAS法等の関係法令や、食品衛生・品質管理等に関し、各分野の専門家を招き、研修を実施いたしました。今後も継続してまいります。

　この度の件につきまして、多くの皆様から、お叱りと励ましのお言葉を頂戴しました。
　弊社は、そのお言葉にお応えすべく、今後、各種改善点を日々徹底し、皆様に安心してお召し上がりいただける「赤福餅づくり」に日々精進してまいります。

　平成20年２月６日

　２月６日、「赤福餅」の販売を、赤福本店、内宮前支店、五十鈴川店の３店舗(いずれも伊勢市内)で、再開させていただきます。

お問い合わせ先

株式会社赤福 お客様相談室
0120-081-381
受付時間 午前８時〜午後５時
www.akafuku.co.jp