お詫びと信頼回復への決意

　この度、日興コーディアルグループは、東京証券取引所、大阪証券取引所、名古屋証券取引所より、平成19年３月13日付で弊社株式の監理ポスト割当てを解除する旨の通知を受領いたしました。同時に、上場有価証券の発行者の会社情報の適時開示等に関する注意勧告を受け、改善報告書を提出する予定です。
　お客様、株主、投資家の皆様をはじめとする関係各位に、多大なご迷惑とご心配をおかけしましたことを、心より深くお詫び申し上げます。証券市場の範となるべき弊社が、市場の信頼を大きく傷つけた社会的責任を、厳粛かつ真摯に受け止めております。
　日興コーディアルグループでは、皆様からの信頼を取り戻すために、今回の事態に係る責任を明確にし、経営陣を大幅に刷新するとともに、企業統治の強化、グループ全体の内部統制システムの再構築等を、徹底して進めております。今後、証券市場の健全な発展に貢献していけるよう、グループ役社員が、一丸となって取り組む決意です。
　そしてこの度、皆様にお選びいただける金融サービスグループを目指し、世界最大級の金融グループであるシティグループと、包括的な戦略提携を行うこととなりました。日興コーディアルグループが国内に持つ基盤に、シティグループの国際市場における金融サービスと、信用力を組み合わせ、より高品質な商品、サービスの提供に努めてまいります。
　ここに再度、日興コーディアルグループは、お客様に安心してお取引いただける金融グループになることをお約束いたします。
　あらためて、今回の事態を皆様に深くお詫び申し上げますとともに、引き続きご支援、ご鞭撻を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。

　平成19年３月15日