お知らせ

11月12日は「皮膚の日」

爪は皮膚の一部です。みなさんも今から治療を始めて、来年の春までに、きれいで健康な爪を取り戻しましょう。爪の水虫「爪白癬」のご相談は、お近くの皮膚科専門医へ。

爪の色が白く濁ったり変形するのは、爪の水虫「爪白癬(つめはくせん)」かも。

爪白癬は白癬菌が原因で起こる爪の水虫です。とくに足の水虫(足白癬)が感染してなることが多いようです。爪が濁る、分厚くなる、ボロボロとくずれる。つい人前で爪を隠してしまったり、快適な生活をさまたげる場合があります。

治療しないでいると、家族にも感染するおそれがあるの。

白癬菌は床やマット、スリッパにも落ちていたり、切った爪やボロボロとくずれた爪の中でも生きています。家族の方の足に付着して一定時間放置されると感染する場合があります。特定できた感染場所の過半数は自宅、との報告もあります。

足白癬患者(559人)の白癬菌感染場所
感染場所自宅職場旧軍隊その他不明
人数(%)223人
(39.9%)
19人
(3.4%)
19人
(3.4%)
19人
(3.4%)
120人
(21.5%)
159人
(28.4%)

皮膚科の臨床 第37巻 第1号 1995.1.1 藤広満智子

でも、安心して。お医者さんに行けば飲んで治す薬があるのよ。

爪は表面が硬く、塗り薬ではその有効成分が爪の内部まで十分に届きません。しかし飲み薬の場合、血流に乗って爪のできる所に達し、根元からきれいな爪が伸びてくるのです。治療期間は個人差がありますが、3〜6ヵ月がひとつの目安。治療前と治療中にも副作用を防ぐために血液検査が実施されます。爪は皮膚の一部。皮膚科専門医にご相談ください。

爪の健康に関するホームページのアドレス

www.tsumenet.com

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