お知らせ

「自転車用後席幼児座席(リヤチャイルドシート)」の使用上の注意喚起について

 ブリヂストンサイクル株式会社(代表取締役社長 渡辺恵次)が販売しています、鉄製の自転車用後席幼児座席(リヤチャイルドシート)の「足乗せ(お子様の足が安定するように、足を置くためのもの)」が破損し、お子様が怪我をする事故が発生しています。
 事故原因については、「足乗せ」を踏み台にして乗り降りすることを繰り返したり、自転車の転倒が度重なったり、幼児座席の「足乗せ」の取付け方法が誤っていることなどが、可能性として考えられます。
 これらは、お客様が、鉄製の自転車用後席幼児座席をご使用されるにあたっての、共通の注意事項となりますので、これまでに、当社の鉄製の自転車用後席幼児座席をご購入いただいた、全てのお客様を対象に、ご使用上の注意点を、お知らせ致します。

 詳細は、下記の通りです。

経緯
 これまでに当社が販売した、自転車用後席幼児座席の足乗せが破損し、重傷(消費生活用製品安全法の重大製品事故)を負われる事故が2件発生しました。
 同一製品での事故内容は、上記重傷2件を含み以下のとおりです。
  1. 重傷に至る破損事故 2件
  2. 軽傷に至る破損事故 3件
  3. 破損事故(負傷なし) 3件
※商品はいずれも鉄製で、誤った方法で取り付けられる可能性がある「NEWロイヤルチャイルドシート」
(販売期間2007年11月〜2010年5月、販売台数約89,000個)
破損事故の原因について
 詳細については調査中ですが、現在のところ、以下の原因により「足乗せ」に想定以上の負荷がかかり、破損に繋がった可能性が、高いものと推定しています。
  1. お子様自身が「足乗せ」を踏み台にして乗り降りする。
  2. お子様が「足乗せ」の上に立ち上がる。
  3. 度重なる自転車の転倒。
  4. 幼児座席の「足乗せ」の誤った方法での取付け。など
 なお、経済産業省とも連携し、原因究明中であり、調査結果を踏まえて適切な対応を検討してまいります。
「足乗せ」の強度について
 当社が販売している自転車用後席幼児座席の「足乗せ」の強度については、財団法人製品安全協会の、SG規格(ウェイト3kg / 片側×5万回の振動試験)及び、これよりもさらに厳しい条件の、社内の強度試験(ウェイト9kg / 片側×5万回の振動試験、22kg荷重 / 片側の繰り返し作動耐久試験)に合格しており、充分な強度を有しております。
 お客様の多様な使用方法への対応を含め、今後とも改善は進めていきます。
注意喚起の対象製品
 自転車用後席幼児座席に関し、共通の注意事項ですので、これまでに当社が販売した、鉄製の自転車用後席幼児座席を対象とさせて頂きます。
ご使用にあたっての注意点
 安全な使用方法と併せ、点検ポイントや使用上の注意点などを、以下の当社ホームページに掲載しております。
http://www.bscycle.co.jp/company/info20100625.html
 なお、傷や変形などの異常が認められる場合、あるいはご不安やご不明な点がある場合は、ご使用を中止していただき、幼児座席をご購入いただいた販売店へご相談するよう、お願いをしています。

お問い合わせ窓口
フリーダイヤル 0120-72-1911
受付時間 9:00〜12:00、13:00〜17:00 (土・日・祝日、及び弊社指定休日は除く)

 2010年6月28日

ブリヂストンサイクル株式会社
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