お知らせ

お客様各位

 平素は弊社業務に格別のお引立てを賜り、厚く御礼申し上げます。
 平成22年5月15日付の毎日新聞報道に端を発する一連の「ダイヤ鑑定かさ上げ」報道によって、お客様ならびに、お取引先の皆様、関係各位に、多大なるご迷惑とご心配をお掛けしておりますことを、深くお詫び申し上げます。
 本件は、弊社福岡支所の労働争議に端を発する、元社員とのトラブルから、報道に至ったものでございますが、報道されたような、全社的な不正の事実はございませんので、ここにご報告申し上げます。
 弊社は、この度の報道で、重大な事実誤認があるとして、報道関係者、および福岡支所元社員に対し、法的な措置を取ることを予定しております。
 なお、福岡支所元社員によって、一部不適切な検査が行われたのではないかとの、問題につきましては、現在、改めて調査を行っております。しかし、本社および他支所での、ダイヤモンド・グレーディングにつきましては、宝石鑑別団体協議会(AGL)のルールに則り、厳正に検査しておりますので、安心してご利用くださいますよう、お願い申し上げます。なお、再鑑定のご依頼に関しましては、下記URLをご参照ください(http://www.agl.jp/)。
 弊社は、日本における宝石検査機関の先駆けとして、1965年に創立され、常に最先端の研究に取り組んでまいりました。現在は、世界の6大宝石検査機関で組織される、ラボ・マニュアル調整委員会(LMHC)の一員として、日々の研究で得られた知見や、蓄積された膨大なデータを活かして、各種宝石の鑑別検査業務を行っております。何卒、ご安心の上、引き続きご愛顧賜りますよう、お願い申し上げます。
 今後は、このような事態が、再び発生することのないよう、より厳格な検査体制を整え、再発防止と、信頼の回復に、努めてまいる所存でございますので、何卒ご理解を賜りますよう、お願い申し上げます。

 平成22年6月18日

株式会社全国宝石学協会
代表取締役 高橋夏樹
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