私たちは販売者として今回の事態を厳しく受け止め、信頼回復に全力を尽くしてまいります。

　「CO・OP牛肉コロッケ８個入(480g)」で使用していた「牛ひき肉」に豚肉等が混入していることが判明し、６月20日より、この商品の取り扱い停止と回収を行いました。ミートホープ(株)による悪質な原料偽装があったとはいえ、組合員はじめ皆様の信頼を裏切り、ご迷惑ご心配をおかけしましたことについて、あらためて深くお詫び申し上げます。
　消費者の立場から、よりよい暮らしをめざしていく生協にとって、安全・安心の追求は出発点であり、終わることのない課題です。とくにコープ商品の安全性については、法的基準に加え独自基準も定め、各段階で自主検査を実施する等の、品質保証体系をつくりながら努力してきました。しかし、牛肉か豚肉か等を判別する遺伝子検査は対象外としており、当該商品への偽装原料の混入を未然に発見できませんでした。
　緊急調査として、６月25日より、ひき肉等を使用しているコープ商品237品目の調査を開始し、７月19日に終了しましたが、仕様書で決められた畜種で製造されていることを確認いたしました。
　私たちは、今回の事態を真摯に受け止め、皆様から信頼していただけるコープ商品をお届けするため、品質保証体系をさらに強化し、再発防止に全力をあげて取り組んでまいります。

お問い合わせ先・お知らせについて

組合員サービスセンター
フリーダイヤル 0120-55-6950

受付時間

平日 9:00〜17:00
土曜 9:00〜16:00
日曜・祝日はお休みとさせていただきます。

ホームページ http://jccu.coop/

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CO・OP牛肉コロッケの原料偽装問題についてのご報告

　１ヶ月前に、弊会の「CO・OP牛肉コロッケ８個入(480g)」(以下、当該商品)の原料偽装が明らかになりました。この件についてあらためてお詫びするとともに、経過および緊急措置、緊急調査、今後の再発防止策について、以下のとおりご報告いたします。

ミートホープ(株)による原料偽装について

　当該商品は、弊会が(株)加ト吉をつうじて(株)北海道加ト吉に製造委託していたもので、2003年３月より各地の生協をつうじ販売していました。原料の「牛ひき肉」は、(株)北海道加ト吉がミートホープ(株)から仕入れていたものです。ミートホープ(株)の長年にわたる悪質な原料偽装を、未然に発見できなかったことについて、販売者としての責任を極めて厳しく受け止めております。
　弊会の品質保証基準に基づき、当該商品についても、牛肉原料で３回、試作品と商品で７回、微生物・残留農薬・食品添加物・動物用医薬品・栄養成分等の検査を実施し、その範囲で異常はありませんでした。しかし、牛肉か豚肉か等を判別する遺伝子検査を実施しておりませんでした。

偽装発覚直後の主な緊急措置について

　発覚後直ちに、ミートホープ(株)等への緊急調査、保管サンプルの遺伝子検査を実施し、当該商品の取り扱い停止と回収を決定しました。この件について、全国紙に「お詫びとお知らせ」(６月21日付)を掲載するとともに、取扱実績のある生協においても、組合員の皆様にお知らせし、回収等を進めております。また、ミートホープ(株)からの原料(豚肉、ベーコン)を使用していた他の４コープ商品も取り扱い停止としました。

ひき肉等使用商品の緊急調査について

　６月25日より、ひき肉等を使用しているコープ商品237品目(牛ひき肉等を使用している21品目、豚ひき肉等を使用している66品目、その他のひき肉等〈牛豚の合びき、鶏ひき肉等〉を使用している150品目)について緊急調査を実施し、７月19日に終了しました。調査としては、弊会・取引先による遺伝子調査や工場点検等を行いましたが、仕様書どおりの畜種で製造されていることを確認しました。

今後の主な対策について

　安全性や品質確認に焦点を当てた弊会の現行品質保証体系について、今回の事態を踏まえ、より強化してまいります。とくに、製造委託先における原料および原料仕入先の管理状況の点検や遺伝子調査等をより強化し、品質保証体系に位置付けて実施します。また、原料仕入先についても、必要に応じた工場点検を含む情報収集機能を強化し、原料段階への点検体制を強化してまいります。