はじめに言います。ごめんなさい。

　さびだらけのスタンド灰皿、取りかえてほしい。気がねなく吸えるスペースが、街なかにない。いくつもの苦情や要望が、JTのもとに寄せられています。私たちはその声をしっかり受けとめるとともに、受けとめるだけでなく、たばこメーカーとしてできる限りの改善策を執念をもって実行してゆきます。現時点でも、様々な取り組み^※に力を尽くしていますが、やるべきことはまだある。解決には、この先多くの時間がかかるのも事実です。設備や対応がとても十分とは言えない現状を、まず認識し、反省し、お詫びします。本当に、申し訳ありません。
　そして、環境の改善を進めるうえで、私たちからたばこを愛する人たちに、この場でお願いがあります。それは喫煙マナーのこと。吸いがらは路上に放たれた瞬間、ゴミになります。人ごみでの歩きたばこは、迷惑を越え、危険です。ひとりひとりのマナーという協力がなければ、どんなに環境が整えられても、それは永遠に未完成品なのです。たばこのマナーについて、私たちと一緒に考えてください。揺るぎない決意で取り組みを続ける私たちと、歩みをともにしてください。
　本当に本当に、お願いします。

※
1. 駅や空港などの公共施設で、吸う人と吸わない人の両方に配慮した喫煙スペースづくりへの協力。
2. 分煙環境整備を希望する施設主への無償のコンサルティングサービス。
3. 自治体との協力によるマナー啓発および適切な喫煙場所の設置。
4. 全国展開の清掃活動 (スモーキンクリーンキャンペーン)。
5. 携帯灰皿をはじめ、たばこを快適に楽しむためのグッズ開発や、フリーペーパーによる情報発信。

　など、今後も取り組みの幅を広げてゆきます。