お知らせ
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メガネ・コンタクトレンズを作るときは、眼科医で検査を!

10/10 目の愛護デー


目の健康ひとくち講座

白内障

白内障は、年齢とともに眼の中の水晶体(カメラではレンズ)が濁ってくる病気です。白内障で突然見えなくなることはありませんが徐々に視力が低下していきます。しかし「視力が低下した」「かすみ感が強くなった」と感じられた時、白内障と自己診断しないでください。視力が低下する病気は白内障だけではありません。白内障で視力が低下した場合は手術をすれば視力はもどります。

正常眼圧緑内障

緑内障の患者さんは200万人以上、その中で正常眼圧緑内障(眼圧が高くない緑内障)の患者さんは約6割と推定されています。この病気は眼圧が正常で、視野が欠損するのが特徴です。自覚症状も少ないため、多くの人たちが治療を受けないまま生活しています。正常眼圧緑内障の発症が多くのなるのは40歳前後からです。視力・眼圧・眼底・視野検査を定期的に受けましょう。

糖尿病網膜症

糖尿病網膜症は糖尿病の管理がうまくできなかった時に目の網膜(カメラではフィルム)に出血をおこす病気です。糖尿病は管理が大切ですが眼に症状が出た場合、初期はレーザーによる光凝固治療を、悪化して硝子体(眼の中全体)への出血がおこると硝子体手術も行います。現在、失明原因の1位であり、年間約4,000名の人が失明しています。内科ばかりでなく眼科の定期的な検査と治療が必要です。

コンタクトレンズ眼障害に注意!!

日本眼科医会の『コンタクトレンズ(CL)による眼障害調査』によると、平成13年3月までの1年間に「CLによる眼障害」件数は68,045件に達しCL使用者の8〜10%にみられました。CLをつけている眼の表面は角膜という透明な組織で、酸素が必要です。CL使用は角膜の酸素不足を生じます。眼に異常を感じた時は、CLの使用を中止し、メガネを使用して、すぐに眼科専門医の診察を受けましょう。またCLを作る時には眼科専門医の診察、処方で作り、定期検査を必ず受けましょう。

大切なのは早期発見。早めに眼科医で受診を。


わたしたち日本眼科医会は、あなたの目を守る眼科医の団体です。
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