幽霊が見えるメカニズム(駄)仮説幽霊が見える人がいるんだそうな。で、例をあげると『通る道で、横目に人がぶら下がっているのを、いつも見ていて、堪りかねて友人に「ねぇ、あれ、警察に言った方がいいよねぇ。」と言ったら、何のこと?というリアクションだった。』というような人がいるらしい。嘘か本当かは判らない。我々は、というより、ほとんどの人は幽霊を見ないし、見たことないし、信じていない。今のところ、科学でいることの証明はされていない。よって、いない、いないから見えるはずがないというのが、恐らく、頭のおかしくない(と思われる)人の取る答えだろう。が、科学というものは、全部を否定してはならないものなはずなので、視点をガラリと変えて『幽霊が見える人がいる』という前提で、考えてみようと思う。ただ、断っておかなければならないのは、検証しようと思えば、出来なくはないのに、やらない陳腐な説、言わば(駄)である事だ。エセ科学とは、こうやって生まれていくのだろう(笑)。げんね。 §
人間が見るということは、どういうことだろうか? 単純には、光が眼の網膜を刺激し、その信号が脳に送られ、脳がそれを像として解析、理解する、でいいだろう。どう解析して、理解しているかについては、まだまだ謎多き部分の様だが、そうやって見ることに、我々は"慣れて"いる。物理的な要因(眼と脳がある)と、訓練(目を開いて、見た結果をフィードバック)によって、見るということができる。 §
人の眼の性能というのは、男女で若干違うらしい。どうやら、男性より女性の方が、青方向、すなわち波長の短い色を、より認識できるのだそうな。男女で差異があるのならば、個人個人での差異もあるはずである。人間は意外と大きな差異がある。典型的なのは、肌の色だ。人種によって大きな差異があるのは、誰もが認めざるを得ないだろう。ならば、眼も大きな差異がある可能性がある。青方向に差異が認められるならば、もっと短い波長の紫外線が認識できる人がいるかもしれない。そう、もし、幽霊が紫外線領域のエネルギーの塊であれば、紫外線領域が見える人だけ、見えるということになる。ほとんどの人には見えなくて、フィルムには映るというのも、これで理屈がつく。紫外線はエネルギーが高いので、少しは感光するだろう(知らない(笑))。幽霊が紫外線領域のエネルギーの励起体なのか? という突っ込みは、とりあえず放置したい。今は、無理やり"見える説"を構築中だ。 |