が、しかしである。この辺から、長年フランス車のオーナーを務めている方は、イヤな予感がしてくるかもしれないが、傘は2本も入手したにもかかわらず、1本も現存しない。ブチ壊れたのである。 傘を挿す、という事は、当然雨が降っているシチュエーションである。チャリンコで傘挿し運転(ダメだよ)をして、疾走している最中、なんと、風圧に負けて、シトロエン傘は、ロックが壊れて、全開にならなくなってしまったのだ。そうなると、傘の有効範囲は、頭程度になり、全身びしょ濡れ、しぼんだ傘のおかげで、私はシトロエン印の、ド派手な真っ赤のカラ傘おばけが、自転車に乗って疾走している、という状況に陥った(涙)。 明記しておかなければいけないだろうが、あの傘は、プジョー・シトロエン製ではない。ただ、シトロエンって書いてあっただけだ。しかし、紙に文字が書いてあるだけの、お札が効くのであれば、シトロエンの呪いがゴニョゴニョ…。 という訳で、今回の傘をもらう方は、雨の日には挿さない等、使用には十分注意していただきたい。なにせ、今度は折り畳み傘で、前回の傘より、構造が複雑である。壊れる箇所が増すってもんだ。
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