さて、私も「皿ばっかりでかいなんて、何事かぁ」という輩だったのだが、意識が変わった。結論から言うと「ある程度でかい方が良い」である。できれば、倍位はあった方が良い。では、なんでか? 別になんでも鑑定団に出せるような高価な皿を入手し、見せびらかしたい訳ではない。純粋にでかい方が、食べやすいのだ。特に魚介類料理等の、食べられない部分が出る物は、その骨や殻を置く所がないと、散らかすしか後がなくなってしまう。更に、魚と皿が1:1なんて事になると、子骨を取るために魚と格闘しているだけで、ボロボロと身が下に落ちてしまったりする。これでは優雅に食事、という訳にはいかない。 皿がでかいのは、実に理に適ったものだった。更に、皿の彩りで、料理を引き立てるのだ。今まで「食い気」だけだったんだなぁ。
|