京都吉兆販売商品に関するお詫びと回収について

お客様各位

　この度、株式会社京都吉兆(本社:京都府京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町58 代表取締役社長:徳岡邦夫)の製造委託先である、丹波ワイン株式会社(本社:京都府船井郡京丹波町豊田鳥居野96 代表取締役社長:黒井衛)において、行政当局(京都府南丹保健所)の指導を受け、弊社が販売していた商品の一部に、製造基準に違反するものが、あることが判明致しました。当該商品は、特定加熱食肉製品に分類される「ローストビーフ」で、2012年３月以降、原材料を無駄なく利用できることを目的として、製造元の丹波ワイン株式会社から、提言されたことを契機に、同一牛の、同一部位の別ブロック肉を、結着剤で結着する方法を、採用してまいりました。
　この度の、行政当局のご指摘は、特定加熱食肉製品の製造基準では、単一の肉塊(単一ブロック肉)を条件としており、食中毒菌の混入に対する、安全確保の視点からも、結着剤の使用は認められない、との判断に基づくものでした。
　弊社では、これまで、特定加熱食肉製品における、結着剤の使用は、加熱殺菌に注意を払うことで、使用自体は問題が無いとの、認識でおりましたが、行政当局からのご判断に従い、今後、当該商品での結着剤の使用を中止し、販売した商品の回収を、決定致しましたので、ご報告致します。尚、本件において、健康被害の報告は受けておりません。
　この様な事態により、お客様には、多大なるご心配と、ご迷惑をおかけ致しますことを、深くお詫び申し上げます。

　平成25年11月25日