使用食材とメニュー表示が異なっていたことに関するお詫びとお知らせ
各位
この度、弊社が運営しているホテルのうち、すでに公表済の3ホテルを除き、13軒のホテルの中の14のレストラン、及び宴会場において、使用食材とメニュー表示とが、異なる事例があることが、判明いたしました。
長年にわたり、弊社チェーンホテルを信頼し、ご愛顧いただいている多くのお客様、お取引いただいている、生産者の皆様、そして、関係各方面の皆様に、多大なご迷惑をおかけしたばかりでなく、弊社、及び弊社チェーンホテルに対するご期待と、ご信頼を裏切る結果となりましたことを、深くお詫び申し上げます。
尚、問題が確認されたメニュー品目につきましては、これまでに、すべて是正済でございますが、本日、消費者庁に対し、今回の事実関係について報告済であり、今後同庁から調査・指示・命令が行われる場合には、これに従い、協力して参ります。
このような問題を、二度と起こさないよう、速やかに、再発防止策を実施するとともに、経営陣、及び社員の意識改革と、教育の徹底を図り、信頼回復に、全力で取り組んで参ります。
2013年11月7日
株式会社JALホテルズ
代表取締役社長 マルセル・ファン・アルスト
記
- 再発防止への取り組み
- この度のことは、チェーン本部、ホテルの幹部から、現場スタッフに至るまで、食の提供に携わるスタッフの認識と、知識の不足が、主要因であると考えます。したがって、スタッフ一人ひとりに、お客様の商品選択のツールとしてご提供する、メニューの正確性に対する、厳しい自覚を促し、景品表示法等の関係法令、及び監督官庁のガイドラインについての理解に、万全を期すべく、教育研修を、徹底的に実施して参ります。
- 監査を通じて、実態の定期的確認を行うことが、不可欠ですから、今後、チェーン本部が行う、定期監査項目の中に「メニュー表示の妥当性に関する検証」を盛り込み、チェックを行う側の、専門知識を高めることで、本部の権限と、責任において、しっかりとチェックする体制を、構築いたします。また、より客観的かつ、専門的な目線で、チェックを行うことを目的として、第三者機関による、チェック体制の構築に向け、検討に着手しております。
- メニューの作成は、調理部門、商品企画部門、及び調達部門の協力のもとで、実施されます。これら三者が、相互にチェックアンドバランスの機能を果たすよう、業務プロセスの見直しを図るとともに、幹部が出席する責任者会議において、最終承認を行う体制を、確立いたします。