平素は、弊社製品に格別のご愛顧を賜り、厚く御礼申し上げます。
　この度、株式会社タキオンが製造輸入し、株式会社オーム電機が国内販売した、一般照明用LEDランプ「テラス」につきまして、景品表示法第６条の規定に基づく消費者庁の措置命令(平成24年６月14日付)に従い、一般消費者の誤認を排除するため、次の通り周知いたします。
　別表の当該４商品を、一般消費者に供給するに当たり、平成22年８月から同年11月までの間、商品パッケージの前面、及び後面、並びに小売店舗POPにおいて、(1)及び(2)の２商品については、「一般電球の40W相当の明るさ」と、また、(3)及び(4)の２商品については、「一般電球の60W相当の明るさ」等と表示しておりました。
　しかし、実際には、(1)及び(2)の２商品の全光束(光源が全ての方向に放出する光束の総和。単位はルーメン。)は、別表に記載の通りであり、日本工業規格に定められた一般照明用白熱電球(以下「白熱電球」という。)の、40ワット形の全光束485ルーメンを大きく下回っており、用途によっでは白熱電球40ワット形と、同等の明るさを得ることができないものであり、また、(3)及び(4)の２商品の全光束は、別表に記載の通りであり、日本工業規格に定められた白熱電球60ワット形の、全光束810ルーメンを大きく下回っており、用途によっては白熱電球の60ワット形と、同等の明るさを得ることができないものでありました。これらの表示は、当該４商品の内容について、一般消費者に対し、実際のものよりも、著しく優良であると示すものであり、景品表示法に違反するものでありました。
　お客様をはじめ、お取引先様、その他関係者の皆様に、ご迷惑をおかけすることになりましたことを、深くお詫び申し上げます。
　これまで法令順守の徹底に努めるとともに、社内の管理体制を強化して参りましたが、今回の措置命令を真摯に受け止め、再発防止のために、商品表示の適正化に、一層努める所存でございます。

　平成24年８月９日