勇気と励ましをいただいた皆様へ。
ありがとう
この度の口蹄疫の発生におきましては、全国の皆様より、温かなご支援をいただき、本当にありがとうございました。皆様からいただいた、一つひとつの励ましが、時として折れそうになる、私たちの心を支え、前を向く勇気となりました。
4月20日の1例目以降、拡大防止のため、懸命に取り組んでまいりました結果、ようやく終息に至ることができました。しかし、宮崎の生産者には、家族同然に育ててきた家畜、約29万頭の命を、泣きながら絶ち、大地に還すという、言葉では言い尽くせない無念さと、大きな傷跡が残りました。その決断は、皆様に安全・安心な食料をお届けしたい、日本の畜産を守らなければならない、という強い使命感によるものです。一度失った生産基盤を、元通りに戻すには、莫大な時間と、努力を費やさなければなりません。これからも、厳しく、不安な日々が続きますが、皆様からの温かいご支援を胸に、経営再建に向けて、新たな一歩を踏み出します。シンボルマークの火の鳥のように、逞しく上へ上へ舞い上がり、さらに力強い畜産のふるさと・宮崎の再建を目指します。どうか、宮崎の農業、畜産・酪農に、今後とも変わらぬご理解と、ご支援をよろしくお願いいたします。
全国農業協同組合中央会
日本全国より、たくさんのご支援、ありがとうございました。宮崎は、強く、逞しく翔きます。