お知らせ

海賊の問題は、私たちの暮らしに直結する問題です。

第171回国会で、「海賊行為の処罰及び海賊行為への対処に関する法律」が成立しました。

  • 日本はエネルギー資源の9割以上を、海上貿易に頼っており、船舶航行の安全確保は、極めて重要です。
  • 日本の関係船舶が、年間約2,000隻通航する、アフリカのソマリア沖・アデン湾で、海賊事案が多発しており、国際社会の脅威となっています。
  • 平成19年の日本の国際貿易総額約157兆円のうち、約14兆円(9.2%)が、船舶によりアデン湾を航行しており、海賊による被害が懸念されます。
    ※出典:国土交通省

 ソマリア沖・アデン湾における海賊については、国際的な海賊対策が既に開始されています。日本も既に、護衛艦等を同海域に派遣し、護衛・警戒監視活動を行っています。

 この法律により、日本関係船舶だけではなく、あらゆる国々の船舶を、海賊行為から保護するとともに、海賊行為を日本の犯罪行為として、処罰できるようになりました。
 日本は、国際社会の一員として、引き続き各国等と連携して、海上における公共の安全と、秩序の維持を図っていきます。


お問い合わせ先
内閣官房 総合海洋政策本部事務局
電話 03-5575-1532(代表)
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/kaiyou/index.html

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