お詫び消費者、生産者の皆様並びに関係各位に多大なご迷惑をお掛けし、改めて深くお詫び申し上げます。 社内調査の結果、不正に国産牛を格付変更した頭数は、平成12年9月から平成14年10月まで、計761頭、日本フードパッカーから日本ハムへの過剰請求金額は、1,400万円程度になります。この中に、平成13年2月から平成14年8月7日までの期間で、交雑牛から和牛への品種間変更をしたものが130頭分(570万円相当)を含んでいます。尚、他の工場につきましては、(社)日本食肉格付協会(第三者機関)が全て検査しており同様のことはありません。 再発防止策として、(1)平成15年6月1日より、全ての格付表に生産者の印鑑もしくはサインを頂く、(2)平成15年10月1日より、日本フードパッカー諫早工場に(社)日本食肉格付協会の格付員の派遣を依頼、(3)日本ハム本社による調査及び監査のより一層の強化、(4)農林物資の規格化及び品質表示の適正化に関する法律(JAS法)、公正競争規約に定められる適正な表示、あるいは不当な表示の防止を再度徹底するために、管理者及び実務担当者への教育指導と監査を、品質保証部門が実行します。弊社では、グループをあげ信頼回復に向けた取り組みを推進している中で判明した不正な事実であることを重大に受けとめ、今後このようなことが起こらぬよう、グループ全体における従業員のコンプライアンスに対する意識教育をさらに徹底するとともに、発生した事実に対する対処が適切かつ速やかに行われる体制を目指し、更なる改革に全力で取組んで参ります。
平成15年7月3日 日本ハム株式会社
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