ダスキンがいま考え、そして取り組んでいること。
現状を、ここにご報告させていただきます。

日頃はダスキンの商品・サービスをご愛顧いただき、誠にありがとうございます。
弊社がフランチャイズ展開するミスタードーナツで、2000年４月〜12月に販売しました「大肉まん」への無認可添加物混入をめぐる不祥事に関しまして、お客さまをはじめ、あらゆる方々のご不信を招き、多数のお叱りをいただきました。
ここにあらためて心よりお詫び申し上げます。

７月18日。ミスタードーナツ「大肉まん」仕入及び販売禁止に関する行政処分の解除通知をいただきました。

弊社は去る５月31日、大阪府知事より「食品衛生法第６条違反」でミスタードーナツ「大肉まん」仕入れ及び販売禁止の行政処分を受けました。弊社では、この処分を厳粛に受け止め、安全性チェック機能の強化のために直ちに品質管理体制を強化した具体的な改善策を策定し、７月10日、大阪府知事に「大阪府達食第272号命令書に対する当社の取組方策についての報告」として提出、７月18日、行政処分解除の通知をいただきました。謹んでご報告申し上げます。

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二度とこのようなことを起こさないために。改革と再生に向けて、固い決意のもと次の具体策に取り組んでまいります。

「ダスキン」全体の品質管理を徹底いたします。

ダスキンが扱う商品の品質と安全性を高めていくために、社長直轄の「品質保証本部」を設けました。商品・サービスの品質チェック、指導、改善機能を強化するとともに、商品に対する責任を明確にし、お客さまに安心してお使いいただける商品の提供に努めてまいります。また一人ひとりのお客さまの声を迅速に経営に生かしていくため、「お客さまサービス本部」の機能も強化。さらに「監査本部」を独立強化し、こうした品質管理体制がきちんと機能しているかどうかのチェックも厳正に行ってまいります。

「ミスタードーナツ」の品質管理強化をお約束します。

ミスタードーナツにおきましては、速やかに「商品開発本部」の機能を見直し、体制強化を行いました。また新たに「品質保証部」を設け、食の安全、適法の面を含めた「食品安全管理体制」の構築を進めております。お客さまに安心して商品をお召し上がりいただくために、今後も品質管理をはじめ、できることすべてに真摯に取り組むことをお約束いたします。

この改革を徹底するため、「ダスキン再生委員会」を設置いたしました。

今回の改革を品質管理の一面だけで終わらせることのないよう、本社に「ダスキン再生委員会」を設置いたしました。当委員会はダスキンに「法と企業倫理の遵守」あらためて徹底するとともに、お客さまにふたたびご信頼いただける企業に生まれ変わるため、すべての企業活動の見直しをはかることを目的としております。カスタマーマインド分科会、法令遵守企業倫理分科会等７つの分科会からなる当委員会は、より厳しい視点から、施策の透明性をチェックしていただくために、委員に社外有識者の方々もお迎えしております。委員長には弁護士の中坊公平氏にご就任いただきました。また、ミスタードーナツ・カンパニー内部においても同様の組織を設置し、現在、根本的な見直しを進めておりますことも併せてご報告申し上げます。

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誠心誠意、お客さまに尽くす企業として、生まれ変わる努力を続けます。

これらの取り組みは、まだまだ途中段階ではございますが、この度の行政処分解除を機に弊社が新生ダスキンに向けていま何に着手し、これからどのように歩んでいこうとしているかについての現状ご報告とさせていただきました。
どうぞ、これからのダスキンの取り組みをお見守りくださいますよう心よりお願い申し上げます。

大阪府吹田市豊津町1-33
ダスキンコールセンター 0120-100100