平成13年10月1日から融資制度等が変わります。
- 高齢者向け返済特例制度
持家のバリアフリー化、円滑なマンション建替え等を支援するため、年金生活者等の定期的な収入が少ない高齢者が自ら居住するため、持家のバリアフリーリフォーム又は都市居住再生融資によるマンション建替え等を行う場合、その住宅資産を活用した返済期間等の特例措置を講じます。
返済期間 | 融資対象者の死亡時まで |
返済方法 | 元金は融資対象者の死亡時に一括返済、利息は毎月払 |
融資限度額 | リフォームローンの場合:500万円
都市居住再生融資の場合:1,000万円 |
(注)債務保証機関(高齢者居住支援センター等)による保証を要件とします。
- 高齢者向け優良賃貸住宅制度に係る購入資金融資の導入
高齢社会に対応するバリアフリー化された優良な賃貸住宅の供給支援のため、既存住宅を一括して購入し、必要なリフォームを実施した上で高齢者向け優良賃貸住宅として賃貸する事業を行う者に対し、既存住宅の購入に必要な資金を融資します。また、平成13年8月より、既にスタートしている「高齢者向け優良賃貸住宅制度」の適用を受けて建設される賃貸住宅について、賃貸住宅融資の条件を緩和しています。
- 竣工時現場審査の実施
マイホーム新築、建売住宅等について、平成13年10月1日借入申込分(建売住宅は平成13年10月1日設計審査申請分)から竣工時現場審査を実施します。
〔実施内容〕
- 現行・「中間時現場審査」のみ実施している融資種別(マイホーム新築、建売住宅等)に対し、「竣工時現場審査」を追加して実施
- 検査済証(写)等の提出の要件化
現行 | 改正後 |
設計審査 ▼ 中間時現場審査 |
設計審査 ▼ 中間時現場審査 ▼ 竣工時現場検査+検査済証(写) |
耐久性基準の要件化
耐久性基準を満たさない木造の新築住宅が融資対象となるのは、平成13年度末までです。
耐久性基準の概要(在来木造住宅の場合)
- 換気
- 2ヶ所以上の小屋裏換気孔
- 外周4m以内ごとに300cm2以上の換気孔を設置
- 柱の寸法
- すみ柱は12cm角以上
- 通し柱であるすみ柱は原則13.5cm角以上
- 防腐・防蟻
- 基礎等
- 基礎は、RC造で高さ40cm以上
- 床下はコンクリート等で覆う
返済でお困りの方へ
勤務先や自営業の不振等により返済困難となった方(マイホームを取得されたり、リフォームされた方)について、返済相談の結果を踏まえ、家計の事情等に応じ、返済期間の最長10年間延長などの措置を実施しています。
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