R.Feynkidの
ぶやき

聖痕なら出るよ(笑)

 世の中では、いろいろ不思議な事が起る。その中で、身体(皮膚)に、十字架等の紋様が現われたり、キリストさんが磔(はりつけ)になった時に、杭で打たれたと言われている、手の掌から血が出てきたりといった、いわゆる超常現象と呼ばれる事を、一般(?)に『聖痕』と言うらしい。
 おやっ、ちょっと待てよぉ。自分の腕にも、たまぁに出るじゃん(笑)。と言う訳で、タイミング良く現われたので、写真をご覧頂きたい。
聖痕有聖痕 2004.3.21
聖痕有聖痕 2004.3.21
聖痕無普通の状態 2004.3.25

 もっとも、私の場合は、出る所が、左腕の脇の近くで、直線が一本だけなので、何の宗教的な意味合いも持ちそうに無い。さらには私自身、何の信仰心も無いので、『聖』の文字が必要無く、単なる『痕』かもしれない。だが、この様な現象を、世の中では、ひっくるめて『聖痕』と、呼んでしまっている様なので、『聖痕』という事にしてしまう(笑い過ぎ)。
 さて、私の聖痕は、見かけは引っ掻き傷だが、血が出るまで、無意識に引っ掻く様では、ちょっとこの先が心配だ。そして、瘡蓋(かさぶた)なら、もうちょっと黒っぽくてもいい。妙に真っ赤なのだ。でもって、残念ながら血は出ない(笑)。これで、血が出る様なら、どこかの教会にでも売り込みに行って、ギャラ付き専属名誉信者(そんなのあるのか?)として、毎週ミサに出席している事だろう。
 湿疹でも無さそうだ。湿疹ならブツブツと膨らむが、そうはならない。第一、ブツブツになる様なら、こんな事をのんきに書いている場合ではない。病院へ行くべきだろう。
 もし、血ならば、相当皮膚表面まで来ている。皮膚の深くなら、ご存じの通り、静脈の様に緑っぽく見えるはずである。メラニンなんかの色素なら、変化すれば、黒っぽくなるのが普通だ。
 たぶん血だろう。精神的な事でも、人の身体は様々に変化するという。男性の股間が盛り上がるのも、その(いい?)例だ。血流が関係しているしねぇ。そして、今回の例でも、血圧や分泌物等の影響で、血液が滲み出てきたと、推測しても悪くはないと思われる。真実は知らんよ。皮膚から毒を、滲み出させる事ができるカエルなんてのも、存在するので、皮膚は案外、器用なのかもしれない。あっ! 人間だって、汗をかくじゃん。
 てな、こんなで、2、3日すると消えてしまう。もちろん痛い訳でも、何でもないし、信仰心も無いので、ありがたくも何ともない。いやいや、今回は話しの種になったので、とりあえず、ありがたい事にしよう。Blessings In Disguise なんだし…。

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(C)2004 Richard Feynkid