R.Feynkidの
ぶやき

道路を緑化しよう

 突然「道路を緑化しよう」と言われても、いきなり掘じくり返す訳にはいかない(笑)。もちろん我々個人がやるのではなく、国や地方自治体にやってもらいたいのだ。
 今、街中はヒートアイランド現象によって、ずんずん気温が上がっている。その熱源の大半は、自動車やクーラー等の排熱、そして忘れてはいけないのが、アスファルトやコンクリートの建築物である。建物の方は、屋上や塀の緑化推進が既にとられているようで、これは時が解決してくれそうだ。道路の方は結構どうにもなりそうもないが、下の様にしたらどうか?

道路緑化前 道路緑化後

 幹線道路は無理かもしれなが、4m道路なんかの、真ん中約1/3を舗装しないのだ。車の轍(わだち)を思い出して頂きたい。道路の真ん中は、ほとんど誰も使っていないので、緑化してしまっても構わないだろう。で、なんで、全部の舗装をひっぱがさないかと言うと、これからは更に高齢化が進み、じぃーちゃん・ぱぁーちゃんが、手押し車を押して歩くと考えているからだ。さすがにあれを砂利道で押すのは困難である。一応利点を挙げておくと、

  • 舗装されていない部分に勝手に雑草が生えて緑化できる。
  • 近所に植木好きがいれば、タダで管理してくれるはずだ。
  • 舗装されていない部分に雨水が染み込む。と同時に地下水減少による地盤沈下が抑えられる。
  • もし、何も生えてこなくても、アスファルトより熱くならない。
  • アスファルトが少なくて済む。

 もちろん欠点も出しておかなければならないだろう。

  • 勝手に生えた雑草をイヤがる人も出てくる。
  • 植木好きが「ものすごい植物」でも植えようものなら、通行の邪魔になること間違い無い。
  • 古くなるとアスファルトがめくれてくる(と思う)。
  • 施工が面倒かもしれない。
  • 砂ぼこりの一つも立つだろう。

 という訳で、一筋縄では行かないが、考察してみる価値はないだろうか? と言うか、「道路族よ、仕事増やしてやったぞ。これで税金をたらふく使えるかもしれないぞ。」

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(C)2002 Richard Feynkid