R.Feynkidの
ぶやき

投資信託は負けバクチだ。

 デフレスパイラルなんて言われているこの時期に、投資信託はいかがなものか。ご存じ無い方に簡単に説明しておくが、投資信託とは、平たく言って、株式投資である。証券会社を筆頭にした金融機関に金を預け、投資先を勝手(ルールはあるが)に決めてもらい、幅広く投資するものだ。当然、儲かればうれしいが、株価が下がれば、元本割れする。
 さて、ここが問題だ。広く(複数の会社へ)投資しているので、一つ二つの会社が倒産しようが、痛手は少ない。しかし、今はデフレ状態で平均株価が見事に下がっている。ということは、よっぽどうまく投資先を考えてくれないと、ほとんどの株価が下がっているので、どこに投資しても株価が下がるのだ。単純に考えれば、平均株価と投資信託の運用結果はほぼイコールと言える(はずだ)。もちろん金融機関もお客さんに損させようとは思っていないだろうが、どうのしようも無いのである。
 問題は、これだけでは済まない。最大の問題は、こんな時期なのに、政府も金融機関も、株価・景気回復の名の元に、投資信託を売りたくてしようがないのだ。そう、国民に損をさせようとしているのだ。  大切なお金である。あなたは考えて行動すべきだ。

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(C)2001 Richard Feynkid