お知らせ

通信障害に関するお詫びと、故障原因・対策について

 平素はNTTドコモの商品・サービスをご利用いただき、誠にありがとうございます。
 平成23年6月6日(月)午前8時27分から、同日午後9時36分までの間、関東甲信越地域でご契約された、一部のお客様におきまして、音声通信、及びパケット通信が、つながりにくい状況となりました。お客様に、多大なるご迷惑・ご不便をおかけしましたことを、深くお詫び申し上げますと共に、原因、並びに対策について、ご報告させていただきます。
 今回の事象は、関東甲信越地域でご契約された、一部のお客様(ご利用されているエリアには、関係ありません。また、ご契約後、携帯電話番号ポータビリティを利用して、他の事業者へ移行されたお客様、及びドコモのネットワークを利用したMVNO事業者のお客様を含みます。)の、位置情報等を格納する装置に、不具合があり、輻輳が発生したため、音声通信とパケット通信(iモード、及びspモードを含む。)が、ご利用しづらくなったものです。
 具体的には、お客様の位置情報等を格納するサービス制御装置(現用装置とバックアップ装置の二重構成。)の、現用装置の一部が、平日朝の通勤時間帯という、通信が混み合う時間帯に故障し、その時、サービス向上に向けたソフトウェアアップグレード中であったため、通常はバックアップ装置に、故障した一部だけを切り替えて、運用を続けるべきところが、装置全体が、バックアップ装置に切り替わってしまいました。この切り替えに伴い、位置登録信号が急増したため、システムに急激な負荷がかかり、処理能力が低下したことで、輻輳状態が発生しました。
 その負荷を下げるために、通信規制を実施し、故障を修復した後、徐々に通信規制を解除し、通常の運用状態に移行したところ、ソフトウェアの不具合により、システム切り替えが発生し、再度、輻輳状態に陥りました。そのため、再び通信規制を実施し、システム安定化を図り、同日午後9時36分に、回復しました。
 再発防止の対策としまして、ソフトウェアの過負荷耐性の強化、及び不具合対処を実施し、全国のサービス制御装置に対して、対策を完了しました。
 弊社では、ネットワークの安定的な運用と、再発防止に向けて、全社をあげて取り組んで参ります。今後とも、弊社商品・サービスをご愛顧の程、よろしくお願い申し上げます。

 平成23年6月16日

株式会社NTTドコモ
お問い合わせ
一般電話等からの場合
0120-800-000
※一部のIP電話からは、接続できない場合があります。
ドコモの携帯電話からの場合
局番なし 151(無料)
※一般電話等からは、ご利用になれません。
受付時間 午前9時~午後8時(年中無休)

(C)2011 Richard Feynkid