お知らせ

「牛角 高岡店」食中毒事故発生のお詫びとご報告

各位

 株式会社レインズインターナショナルが運営するブランド「炭火焼肉酒家 牛角」の高岡店にて、平成23年5月6日に同店へご来店された、1組(計36名)のお客様の内、20名様に下痢・腹痛の症状がございました。現在、全員が回復されており、発症された皆様と、そのご家族の方々、及びお客様、ご関係者様には、多大なご迷惑、ご心配をおかけしたことを、心よりお詫び申し上げます。
 高岡厚生センターによる調査の結果、行政処分の内容も、確定いたしましたので、以下の通り、ご報告申し上げます。

 平成23年6月2日

株式会社レインズインターナショナル
概要
牛角 高岡店(富山県高岡市)へ、平成23年5月6日にご来店頂いたお客様、1組36名様のうち、20名の方が、体調不良(下痢・腹痛)を訴えられ、行政、及び医療機関による検査の結果、O-157感染による、体調不良であることが判明いたしました。富山県高岡厚生センターによる調査の結果、20名のお客様の共通食が、当該店舗のお食事のみである状況より、感染経路が牛角高岡店という判断となりました。
 平成23年6月2日付で、当該店舗において、6月2日から4日までの、3日間の営業停止の、行政処分を受けております。
 弊社では、このたびの事態を厳粛に受け止め、より高い水準での安全管理を構築し、再発防止と信頼回復のため、全社、全グループをあげて、以下の安全衛生強化対策に取り組んでまいります。
調査状況と再発防止
高岡厚生センターの調査に、最大限協力をし、行政機関の執り行う検査結果により、次のことが判明しております。
  • 店舗従業員の検便検査の結果、17名全員が、O-157保菌者ではありませんでした。
  • 該当店舗の、在庫品食材のふき取り検査は陰性でした。
  • 対象期間の、検体検査の結果は陰性でした。
  • 同店舗からの、他有症者は、現段階では報告されておりません。
一方で、今回の事故、及び処分を厳粛に受け止めており、引き続き原因特定を調査し続ける中、被害にあわれた皆様は、複数のメニューを召し上がりになり、喫飲状況を照合の結果、弊社としては、『豪州産牛ハラミスライス』に、本件の原因がある可能性が高いと想定しており、次の対応を行います。
  1. 調達・物流に関する安全衛生管理強化対策
    • 「豪州産牛ハラミスライス」に関する衛生管理の強化
      • 「豪州産牛ハラミスライス」にて、今回ロットを製造した、委託先加工工場からの出荷を停止し、安全基準が確認されるまでは、別工場に製造を切替
      • 該当工場の工場内殺菌清掃の実施
      • 「豪州産牛ハラミスライス」の、検査頻度をロット毎からバッチ毎に変更
    • 工場監査のガイドラインの強化
      • 監査水準の引き上げ及び見直し
  2. 店舗における、安全衛生強化対策については、引き続き徹底する
    • 次亜塩素酸ナトリウムによる、該当店舗内殺菌の実施
    • 全従業員に対する、衛生教育の再徹底
    • 本部より店舗に対し、定期的な注意喚起の配信

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