お知らせ

全交通事故死者数に占める自転車乗用中の交通事故死者数割合は増加しています。

 平成20年中の交通事故による死者数は5,155人で、8年連続の減少となるとともに、昭和28年以来、54年振りに5千人台となった前年を更に下回り、ピーク時(昭和45年=16,765人)の3分の1以下となりました。
 一方、自転車乗用中の交通事故死者数の、全交通事故死者数に占める割合は、年々増加する傾向となっています。


自転車と歩行者が接触する事故が、近年急増しています。

 最近10年間で、全交通事故件数が減少している一方、自転車と歩行者が接触する交通事故件数は、約4.5倍に増加しています。


自転車を安全・快適に利用するためのルールとマナーを守りましょう。

歩行者、自転車、自動車の、通行空間の分離へ、ご協力をお願いします。

 近年、環境や健康に対する意識が向上するなか、移動手段として自転車の利用が注目されている一方で、自転車と歩行者の接触事故は、最近10年間で約4.5倍に増加しています。
 そこで、平成20年1月、国土交通省と警察庁は共同で、全国98箇所の「自転車通行環境整備モデル地区」を指定し、自転車道や自転車レーン等、歩行者や自動車から分離された自転車走行空間の、整備を推進しています。これには、自転車利用者や沿道の地域にお住まいの方をはじめ、多くの関係者が、パートナーシップを形成し、取り組んでいくことが大切です。皆様のご理解とご協力をお願いします。

  1. 自転車は車道通行が原則
     道路交通法上、自転車は軽車両と位置付けられています。したがって、歩道と車道の区別のあるところは、車道通行が原則です。
  2. 車道は左側を通行、右側通行は禁止
     自転車は道路の左端に寄って進行しなければなりません。右側通行(逆走)は禁止です。
  3. 歩道は歩行者優先、車道寄りを徐行
     歩道では、すぐに停止できる速度で、歩行者の通行を妨げる場合は、一時停止しなければなりません。
  4. 安全ルールを守る
    • 夜間はライトを点灯
    • 二人乗りは禁止
    • 飲酒運転は禁止
    • 並進は禁止
    • 交差点での一時停止と安全確認
    • 信号を守る
  5. 子どもはヘルメットを着用
     児童・幼児の保護責任者は、児童・幼児に乗車用のヘルメットをかぶらせるようにしましょう。

国土交通省・警察庁


春の全国交通安全運動
平成21年4月6日〜15日
ご意見募集
自転車利用と道路に関するご意見ご要望をお寄せください。
www.mlit.go.jp/road/iken/

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