裁判は、あなたに語りはじめます。
裁判員制度が、平成21年5月までに始まります。
- 裁判員制度とは
- 国民のみなさんの中から選ばれた6人が裁判員として、3人の裁判官と一緒に、刑事裁判に参加し、被告人が有罪か無罪か、どのような刑にするかを決める制度です。
- 裁判に参加していただくことへの期待。
- 国民が裁判に参加する制度は、裁判と国民との距離を縮め、裁判に対する信頼を高める役割を果たすものとして、欧米諸国など多くの国でしっかりと根付いています。
新しく導入される裁判員制度では、裁判員6人と裁判官3人とが、一緒にチームを組み、裁判を行います。さまざまな人生経験を持つ裁判員と裁判官が議論することで、これまで以上に多角的で深みのある裁判になることが期待できます。こうしたことの積み重ねにより、裁判は、より一層信頼されるものになるでしょう。
- 裁判員の仕事の内容。
- 裁判員として参加していただく事件は、地方裁判所の刑事事件のうち、殺人、放火など、みなさんの関心の高い重大事件です。
裁判では、目撃者の証言、被告人の話、現場に残された足跡など、法廷で見聞きした証拠だけに基づき、みなさんの経験や常識にしたがって判断します。証拠になっていないもの、例えばニュースやうわさ話などで判断するのではありません。
法律的なことについては、裁判官がわかりやすくご説明します。
- 新しい刑事裁判の実現。
- みなさんに参加していただくためには、裁判の手続きや内容を、誰にでも理解しやすいように変えていくとともに、裁判にかかる時間を大幅に短くする必要があります。現在、裁判官、検察官、弁護人は、これまでの裁判のやり方を一から見直し、このような新しい刑事裁判を実現するよう努力しています。
- [私の視点、私の感覚、私の言葉で参加します。]
- 裁判員制度のお問い合わせは、最寄りの地方裁判所、地方検察庁、弁護士会へ。
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