日本ハムグループは「いま『誠実』から再スタート」いたします。

この度の日本ハムグループの不祥事につきまして、お客様をはじめ、お取引先様、株主様、ならびに関係各位に対し、多大なご不信を招き、ご迷惑をおかけいたしましたことを心よりお詫び申し上げます。
二度とこのような不祥事を起こさないために、「いま『誠実』から再スタート」を合い言葉に、日本ハムグループの企業風土を抜本的に改革し、失った信頼を再び取り戻せるように、私たちが早急かつ全力で取り組んでいることをご報告させていただきたいと存じます。何とぞご理解たまわりますよう、よろしくお願い申し上げます。

順法意識を徹底するため、社外有識者による「企業倫理委員会」を設置。
第１回会合を９月10日に開催いたしました。

社外有識者の方々にご参画いただき、「企業倫理委員会」を設置いたしました。委員にお迎えしたのは、高巖氏(麗澤大学国際経済学部教授)、犬伏由利子氏(消費科学連合会副会長)、海原旦氏(公認会計士)、下村満子氏(ジャーナリスト)、本井文夫氏(弁護士)と全日本ハム労働組合の秋山光平委員長を加えた６名です。社外からのご意見を積極的に取り入れることにより、順法意識の徹底と、透明性が高く風通しの良いグループ経営の実現を目指してまいります。

このほか、経営改革に向けて以下の具対策に取り組んでおります。

• 日本ハムグループの企業風土及び経営体制の刷新のために、社長直轄組織としての「改革推進本部」を新設しました。
• 「日本ハムグループ行動規範」を改訂するとともに、細則を策定し、周知徹底します。
• お客様からの「ご意見・ご提言受付窓口」を弊社ホームページに設置しました。
• グループ全従業員からの「コンプライアンス受付窓口」および「社内相談窓口」を新設しました。
• 透明性の高いグループ経営の実現に向けて、新たな社外取締役の選任、執行役員制度の導入の検討を進めます。
• 安心・安全をさらに強化するために、グループ全社に対して絶対的権限を持った「品質保証部」を新設しました。

お客様の信頼を回復するために、
日本ハムグループは生まれ変わります。

お客様、お取引先様からは、まだまだ多くの厳しいご批判をいただくものと覚悟しております。社会やお客様から信頼され、本当に必要とされる企業に、また常に安全でおいしい製品を提供し続ける新生日本ハムグループになるために、

1. 日本ハムグループに、法令順守に基づく新たな企業風土を確立します。
2. 日本ハムグループのすべての企業活動は「顧客満足」を基本とし、お客様の視点を大切にします。
3. 日本ハムグループは「食べる喜び」を基本のテーマとし、社会に貢献する企業を目指します。

を新生日本ハムグループの礎とし、グループ27,000人全員の強い決意と覚悟を持って、一連の取り組みを推進していくことを誓います。これからの日本ハムグループの取り組みを見守りくださいますよう心よりお願い申し上げます。

ニッポンハム
大阪市中央区南本町3-6-14
ホームページアドレス http://www.nipponham.co.jp