お知らせ

「トレーサビリティー」、信頼回復への新しい取り組みが始まっています。

生産と消費を結ぶ「食」コミュニケーション

国産牛肉に、もっと確かな安心を。
それはみんなの願いです。

 現在、食肉になる牛は、すべて厳しく検査されています。とはいえ消費者の皆さんの中には、いまだに釈然としない思いを抱えたままの方もいらっしゃいます。いま大切なのは、国産牛肉の安全性を目に見える形で明らかにしていく仕組みづくりです。全農も、そのひとつの試みとして、生産・流通の現場と協力しながら「トレーサビリティー」の導入を開始しました。これは食卓にのぼる牛肉が、どこで生まれ、どんな飼料を食べ、どう流通してきた牛なのかを詳しく検証できるようにするもの。消費者の方々に対して、牛一頭ごとの履歴をガラス張りにする情報公開のシステムです。JA全農グループは、皆さんの声を真剣に受け止め、消費と生産との信頼回復を橋渡しすることで、今後も国産牛肉の品質と安全性のさらなる強化に努めてまいります。

    JAに寄せられた消費者の皆さんの声
    ※JA「食のフォーラム」での主婦の声

  • いまは鶏肉を使うようにしていますが、どこかで信じたい、大丈夫と言ってもらいたい気持ちです。
  • 主人は「大丈夫だから食べよう」といいますが、家庭の主婦としては心配なので牛肉は使ってません。
  • 検査済みシールを見て和牛を買った。すき焼きにして食べたが、おいしかった。
  • 実家が兼業農家なので、畜産農家の痛みがすごく分かります。
  • 「うちの牛肉は安全です」というだけでは軽薄な感じがする。かえって安心できない。
  • 牛肉がないと料理のバリエーションが少なくなるので、本当は買いたいんですけどね。
  • 肉骨粉を食べさせていない牛だとはっきりすれば和牛を買います。
  • 全国的に、早く安全・安心な牛肉を食べられるようになってほしいです。

    牛の履歴が追跡できる「トレーサビリティー」の仕組み

  1. 子牛一頭ごとに「耳標番号」を付けます。
  2. 子牛生産農家や肥育農場は、耳標番号と詳しいデータを生産履歴証明書に記入します。
  3. 食肉センターで解体後の肉に「枝肉番号」をふります。
  4. 2つの番号をリンクさせて管理することで牛の履歴が明確になります。

子牛生産農家

生産履歴証明書
子牛市場
(和牛・乳牛)

生産履歴証明書
肥育農場
生産履歴証明書を保管。

肥育農場生産履歴証明書
食肉センター
(と畜・解体)
肥育農場の生産履歴を保管。枝肉番号と耳標番号を照合。
枝肉番号で、1頭ごとに管理。農場名などをすべて把握。
スーパー
生協
小売店

牛肉の履歴を知りたい時は、ダンボールラベルの枝肉番号で確認。

農場の生産履歴証明書


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