お知らせ
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福島第二原子力発電所2号機の
原子炉自動停止の原因と対策について

福島第二原子力発電所2号機は、点検のための停止を終了して原子炉を起動していたところ、原子炉内の中性子の量が一定のレベルに達したため11月1日、自動停止しました。原因を調査した結果、原子炉を起動操作中に、運転員が中性子の変化を十分に把握しない状態で操作したために、中性子の量が増加し、起動初期の出力がごく低い段階で自動停止のレベルに達したことがわかりました。このため、原子炉を起動するときの操作時により注意深く監視するための留意事項などについて手順書に記載するとともに全運転員に再度徹底することにしました。なお、当該号機は11月8日に発電を再開しております。また、国による国際原子力評価尺度(INES)暫定評価では0+(安全上重要ではない事象)とされています。

東京電力


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