お知らせ

増えるクジラ、減るサカナ
クジラは大切な食料資源です。

クジラが漁業をおびやかしています。

ミンククジラは、サンマ、イワシ、サバ、タラ、イカなどを大量に食べています。いずれも、だいじな漁業資源です。クジラが年間に食べる魚の量は、全世界の漁業生産量の3〜5倍(3〜5億トン)。国連食料農業機関でも、これを調査していくことを決めました。漁業に深刻な影響を与え、海の生態系全体のバランスにも関わるこの問題。はたして、いまのままでいいのでしょうか?

クジラは増え続けています。

特にミンククジラは繁殖力が旺盛で、生息数が急激に増加しています。たとえば南極海では、その数は76万頭いると推定され、年間2,000頭捕獲しても適正な資源量が保てます(国際捕鯨委員会(IWC)の科学委員会の計算)。適切な管理の下での捕鯨なら、種の保存と持続的な利用の両立が可能です。あなたは、どう思いますか?

今年のIWC年次総会(第53回)は、7月23日〜27日までロンドンで開催。
来年の年次総会は、5月に下関で開催。

IWC年次総会(7月23日〜27日)を鯨ポータル・サイトで中継します。
http://www.e-kujira.or.jp

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Tel.03-3536-6521 Fax.03-3536-6522

http://www.icrwhale.org(日本語)
http://www.whalesci.org(英語)
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