日本の古紙利用率(製紙原料に占める古紙の割合)は、現在約57%。古紙の利用がここまで進んだのは、古紙再生技術の改良や設備の増強に加え、皆さま一人ひとりの古紙リサイクルに対する強いご関心と、ご協力があったからです。そして、21世紀を迎えた今、製紙業界では2005年度までに古紙利用率を60%に高めるという目標を決めました。わずか３%の向上、と思われるかもしれませんが、この目標を達成するためには、新聞・雑誌・段ボール等の分別回収(※)の徹底はもちろん、紙の白さにこだわらず再生紙をもっとご利用いただくなど、皆さまのより積極的な古紙リサイクルへの参加が必要不可欠です。

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(※)分別の基準は、地域により異なる場合があります。詳しくお知りになりたい場合は、お住まいの市区町村等にお尋ねください。